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国内の代表的なSDGsイベント・展示会8選!出展のメリットや選び方のポイントも解説

日本各地では、環境・エネルギー・地域共生など、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する展示会やイベントが年間を通じて開催されています。このようなイベントや展示会は、持続可能な社会の実現に向けて、企業や自治体、教育機関などが最新の取り組みを発信し、来場者と共に未来を考える貴重な機会です。

今回は、国内で開催される代表的なSDGsイベント・展示会を紹介し、出展のメリットや選び方、成功のポイントについても詳しく解説します。SDGs分野のイベント開催や展示会出展を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

SDGs関連のイベント・展示会に出展するメリット

SDGs関連のイベント・展示会に出展することには、主に以下のメリットがあります。

社会的信頼・ブランドイメージの向上

SDGsの理念に基づいた活動を発信することは、企業や団体の社会的責任を示す強力な手段です。展示会では、自社の取り組みを来場者に直接アピールできるため、「環境や社会に貢献する企業」という印象を高めることができます。

特に最近では、ESG投資やサステナブル経営が注目されており、こうした発信はブランド価値向上にもつながります。

新たなビジネスチャンスの創出

SDGs関連の展示会は、行政、企業、NPO、教育機関など、多様な組織が集う場です。分野を超えた交流を通じて、共同プロジェクトや新しい取引先との出会いが生まれるケースも少なくありません。

「社会課題の解決」を共通テーマにしているため、異業種間の連携が生まれやすい点も大きな特徴です。

最新トレンドの把握と自社戦略への活用

カーボンニュートラル、再生可能エネルギー、サーキュラーエコノミー(循環型経済)など、SDGsに関する最新の技術や事例を直接学べるのも展示会の魅力です。他社の取り組みや行政の政策動向を把握することで、自社の施策や研究開発にも活かすことができます。

日本で開催される代表的なSDGsイベント・展示会8選

日本では年間を通して様々なSDGsに関連するイベントや展示会が開催されていますが、その中でも代表的なものを8つ紹介します。

  • エコプロ
  • サステナブル経営WEEK
  • エコテクノ
  • サステナブルファッションEXPO
  • NEW環境展・地球温暖化防止展
  • スマートエネルギーWEEK
  • サーキュラー・エコノミーEXPO
  • サステナブル・ブランド国際会議

エコプロ

エコプロは、毎年12月に東京ビッグサイトにて開催される、環境・エネルギー分野における国内最大級の総合展示会です。企業・自治体・教育機関・NPOなど多様な団体が、持続可能な社会の実現にむけた技術・サービス・取り組みを紹介し、SDGsやCSR、環境経営の潮流を捉える場として定着しています。

出展数・来場者数ともに大規模で、最新トレンドの発信・ネットワーキング機会も豊富です。

開催場所 東京ビッグサイト(東京都)
主催 日本経済新聞社
公式サイト https://messe.nikkei.co.jp/ep/

サステナブル経営WEEK

サステナブル経営WEEKは、企業のサステナブル経営実現に向けたソリューションを集めた商談展示会です。脱炭素経営、サーキュラー・エコノミー、サプライチェーンマネジメントなどをテーマに、経営層およびサステナビリティ推進部門が多数来場します。

東京・関西など複数開催され、BtoBの商談機会を重視している点が特徴です。

開催場所 ・インテックス大阪(大阪府)
・東京ビッグサイト(東京都)
・幕張メッセ(千葉県)
主催 RX Japan株式会社
公式サイト https://www.decarbonization-expo.jp/hub/ja-jp.html

エコテクノ

エコテクノは、地域の環境・エネルギー課題に対応する技術・サービスを紹介する、九州エリア最大級の環境・エネルギー展示会です。再生可能エネルギー・蓄電・省エネ・リサイクル・循環型技術などに焦点を当て、地域産業・自治体・大学・ベンチャー企業などの出展・交流も活発です。

開催場所 西日本総合展示場(福岡県)
主催 ・福岡県
・北九州市
・公益財団法人北九州観光コンベンション協会
公式サイト https://eco-t.solution-expo.jp/index.php

サステナブルファッションEXPO

サステナブルファッションEXPOは、アパレル・テキスタイル業界におけるサステナブル・エシカルファッションをテーマとした展示会です。リサイクル素材、フェアトレードなど、業界変革に向けた動きが集まる場として、ファッション×SDGsの接点を探る企業やブランドにとって注目のイベントとなっています。

開催場所 東京ビッグサイト(東京都)
主催 RX Japan株式会社
公式サイト http://fashion-tokyo.jp/autumn/ja-jp/about/sus.html

NEW環境展・地球温暖化防止展

NEW環境展は、環境ビジネスの最新動向を幅広くカバーする国内有数の総合環境展です。リサイクル、廃棄物処理、水処理、再資源化、脱炭素対策などの製品・技術・サービスが一堂に集結します。

同時開催の地球温暖化防止展とあわせて、企業の環境経営・省エネ・カーボンニュートラルに直結する実務的なソリューションが多く、BtoBの商談・情報収集の場として定評があります。

開催場所 東京ビッグサイト(東京都)
主催 日報ビジネス株式会社
公式サイト https://www.n-expo.jp/

スマートエネルギーWEEK

スマートエネルギーWEEKは、水素・燃料電池、太陽光、風力、蓄電池、スマートグリッド、CCUSなど、再生可能エネルギーと脱炭素を網羅する国際的な展示会です。エネルギー産業の最前線の技術・情報・人が集まり、ゼロカーボン実現に向けた新製品・協業・導入事例の探索に最適です。

構成展や特別企画も充実しており、調達・開発・経営層まで幅広い職種が来場します。

開催場所 ・インテックス大阪(大阪府)
・東京ビッグサイト(東京都)
・幕張メッセ(千葉県)
主催 RX Japan株式会社
公式サイト https://www.wsew.jp/

サーキュラー・エコノミーEXPO

サーキュラー・エコノミーEXPOは、サーキュラー設計、サステナブル素材、資源回収・再製品化技術など、循環型経済の実装に関わる製品・サービスが集結する展示会です。大量生産・大量消費の直線型モデルから循環型ビジネスモデルへの転換を目指す企業が来場し、製造・小売・自治体まで多様な業種の具体的な導入・協業機会が生まれます。

開催場所 ・東京ビッグサイト(東京都)
・幕張メッセ(千葉県)
主催 RX Japan株式会社
公式サイト https://www.decarbonization-expo.jp/hub/ja-jp/about/ce.html

サステナブル・ブランド国際会議

サステナブル・ブランド国際会議は、サステナビリティを軸にブランドの価値創造を議論する国際会議です。企業の経営者やマーケター、サステナビリティ担当者、行政、NPO、研究者らが集い、講演・ワークショップ・ネットワーキングを通じて最新知見を共有します。

開催場所 東京国際フォーラム(東京都)
主催 株式会社Sinc
公式サイト https://sb-tokyo.com/

出展するイベント・展示会を選ぶポイント

テーマがSDGsだからといって、その分野のイベントや展示会ならどんなものに出展しても効果的というわけではありません。しっかりと自社に適したイベント・展示会を選ぶ必要があります。

出展するイベントや展示会を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

自社の目的に合ったテーマかどうか

展示会選びの第一歩は、自社のSDGsへの取り組みテーマとイベントの方向性が一致しているかを見極めることです。「環境」「教育」「地域活性」「ジェンダー平等」など、自社が重視するゴールと主催テーマが合致していれば、来場者との共感が得やすく、商談や共創の機会も広がります。

逆に、テーマがずれているとブースへの関心が薄れ、成果につながりにくくなります。自社理念と親和性の高いイベントや展示会を選定しましょう。

来場者層とターゲットの一致

来場者が自社の顧客層・取引先・協業パートナー候補であるかを確認することが重要です。BtoB型の展示会では商談・連携機会を、BtoC型ではブランド認知や社会貢献の発信を目的にできます。

過去の来場者データや業界比率を調べ、目的に最も近い層が集まる展示会を選定することで、出展効果を最大化できます。

開催規模・会場アクセス

全国的に注目を集めたい場合は大規模な展示会を、地域密着でブランドを広めたい場合は地方開催を選ぶなど、目的に応じた規模の選定がポイントです。アクセスの良さや来場しやすさも来客数に影響します。

特にSDGsイベントは行政・教育機関の参加も多く、地方会場では地域ネットワークの形成にもつながります。

費用対効果と出展準備期間

出展費用にはブース料だけでなく、装飾・人件費・販促物・輸送コストなども含まれるため、総合的な費用対効果を試算しましょう。早期申込割引や共同出展によるコスト分散も検討の余地があります。

また、社内準備にはデザイン制作や説明員教育など時間を要するため、6ヶ月以上前からスケジュールを確保することが理想です。

SDGs関連のイベントに出展する際の注意点

SDGs関連のイベント・展示会に出展する際は、以下の点に注意が必要です。

具体的な数値や根拠を示す

最も重要なのは、「SDGsウォッシュ(見せかけの取り組み)」と見なされないことです。「SDGsに貢献しています」といった曖昧なスローガンやイメージだけの展示は、逆効果となり信頼を失います。

そうではなく、「製造時のCO2排出量を従来比〇〇%削減した」「リサイクル率〇〇%を達成」など、具体的な数値、事実、根拠を明確に示してください。目標達成のプロセスや直面している課題を誠実に開示することも、信頼につながります。

本業と関連する優先課題へ集中する

SDGsの17目標すべてを網羅的にアピールしようとすると、焦点がぼやけて「結局何がしたいのか分からない」という印象を与えます。大切なのは、自社の事業と最も関連が深く、社会に与える影響が大きい分野に絞り込むことです。

自社の優先課題を特定し、「なぜこの課題に取り組むのか」という必然性のあるストーリーを構築してください。選択と集中こそが、説得力あるメッセージを生み出します。

ブース設営や配布物の言行一致を意識する

SDGs関連イベントでは、展示ブースの運営方法そのものが、来場者から厳しく評価されることが多くあります。例えば、使い捨て前提の派手なブース装飾を行ったり、プラスチック製のノベルティや大量の紙カタログを無配慮に配布したりすると、その矛盾が一瞬で見抜かれます。

ブース設営にはリユース可能な部材を選び、配布資料はQRコードでのデータ提供を基本とするなど、「つくる責任・つかう責任」をブース運営自体で体現する姿勢が不可欠です。

イベントや展示会を通して持続可能な未来を発信しよう

SDGs関連のイベントや展示会は、単なる製品紹介の場ではなく、持続可能な社会を共に創るための発信・共創のプラットフォームです。出展を通じて企業の姿勢を社会に伝えることで、信頼や共感が生まれ、次のビジネスチャンスにつながります。

イベントや展示会に出展する際は、SDGsならではの注意点が存在するため、ブース運営自体の持続可能性にも十分配慮しましょう。持続可能な未来の実現に向け、ぜひSDGsイベントや展示会への参加を検討してみてください。

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この記事の執筆者

代表取締役

三溝 拓

名古屋ショーケース(現:エヌショーケース)営業開発部部長を経て、代表取締役に就任。これまで多くの展示会や企業イベント、式典などを成功に導き、常にお客様から求め続けられる価値を提供するために尽力している。

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