日本の食品産業は今、人手不足や生産性向上、そしてサステナビリティへの対応といった大きな課題に直面しています。こうした課題を持つ食品メーカーと、解決策を持つ技術系企業をつなぐ最大のプラットフォームが「展示会」です。
特に製造技術や機械関連の分野では、カタログやWebサイトだけでは伝わらない「実機の動き」や「処理能力」を直接アピールできる展示会への出展が、新規顧客開拓の決定打となります。
本記事では、イベントのプロフェッショナルであるエヌショーケースが、出展を検討中の企業様に向けて、2026年に注目すべき「食品製造技術」関連の主要な展示会をご紹介します。それぞれの特徴や来場者層を理解し、貴社の技術が最も輝くステージを見つけてください。
食品製造技術関連の展示会の装飾・施工ならエヌショーケース
エヌショーケース株式会社は、創業55年を超える歴史の中で様々な業種・規模の展示会出展をサポートしてきた豊富な実績があります。ブースの企画からデザイン、什器製作、施工まで一貫してサポートが可能で、社内に各分野に精通したスタッフが在籍しているので、お客様のご要望に柔軟かつ迅速にお応えします。
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世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN」の特徴や魅力
公式サイト:https://www.foomajapan.jp/
食品製造に関連する企業であれば、まず検討すべきなのが「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)」です。1978年の初開催以来、半世紀近くにわたり業界を牽引してきたこの展示会は、単なる商談の場を超え、トレンドの発信地として確固たる地位を築いています。
圧倒的な集客力と「決裁者」へのアプローチ
FOOMA JAPANの最大の特徴は、食品製造の全工程をカバーする「網羅性」と圧倒的な「規模」にあります。原料処理から加工、包装、そして最新のDXやロボット技術に至るまで21もの分野におよび、会期中の来場者数は10万人を超えます。
出展者にとって最大の魅力は、来場者の質の高さです。来場者の多くは食品メーカーの経営層や工場の意思決定者であり、具体的な課題を抱えて「解決策」を探しに来ています。
会場内で実機を動かし、デモンストレーションを行うことで、その場で具体的な導入商談に進むケースも少なくありません。
業界の「最先端」として認知されるブランディング効果
FOOMA JAPANは、技術革新をアピールする絶好の場でもあります。「FOOMAアワード」は主催者が優秀な食品機械・装置を顕彰する表彰制度で、受賞は技術力を示す強い実績となり注目を集めます。また、近年拡充されている「スタートアップゾーン」や、フードテックとの融合も見逃せません。
AI検査装置や3Dフードプリンターなど、新しい技術を持つ企業にとっても、大手メーカーと協業するチャンスが広がっています。リアルな展示とデジタルプラットフォームを融合させた運営により、会期後も継続的なビジネスチャンスが期待できる点も、出展企業にとって大きなメリットです。
FOOMA JAPANが食品製造を「総合的」にカバーする一方で、特定の工程や分野に特化した展示会も存在します。自社の製品が特定のニッチな分野に強みを持つ場合、こうした専門展への出展は、より確度の高いリード獲得につながります。
食品製造関連のおすすめの専門展示会3選
総合展にはない「濃い」商談が期待できるのが、専門特化型の展示会です。
ここでは、食品製造と親和性が高く、独自の来場者層を持つ3つの展示会をご紹介します。
TOKYO PACK(東京国際包装展)
公式サイト:https://www.tokyo-pack.jp/event/13994
食品製造において「包装」は、賞味期限の延長やブランディングに直結する重要な工程です。FOOMAが「中身の製造」なら、TOKYO PACKは「外側の仕上げ」を担う国内最大級のイベントです。
包装資材メーカーやデザイン会社だけでなく、充填機やラベラーなどの機械メーカーにとっても重要な商談の場です。来場者は「どう包むか」「どう運ぶか」という具体的な課題を持っているため、機能性パッケージや省人化ラインの提案が刺さりやすい傾向にあります。
Drink JAPAN(ドリンク ジャパン)
公式サイト:https://www.drinkjapan.jp/ja-jp.html
飲料・液状食品の研究・開発から製造までを扱う、日本最大級のBtoB展示会です。
清涼飲料や酒類はもちろん、調味料や乳製品などの液状食品に関わるメーカーがこぞって来場します。
飲料業界は設備投資の規模が大きく、衛生管理への要求も厳格です。
そのため、サニタリー性の高いポンプや配管、殺菌装置などの技術を持つ企業にとっては、ターゲット(飲料メーカーの技術者)にダイレクトにアプローチできる効率の良い展示会です。
POWTEX®2026(第46回 国際粉体工業展)
公式サイト:https://powtex.com/tokyo/
小麦粉、スパイス、砂糖などの食品原料は、その多くが「粉体」です。
POWTEXは、粉砕、分級、乾燥、混合、輸送といった「粉」を扱う技術の専門展です。
食品だけでなく、医薬品や化学、電池材料など幅広い業界から来場者が訪れます。
食品業界向けには、異物混入防止や粉塵爆発対策、高精度な計量技術などが求められており、独自の技術力を持つエンジニアリング企業にとって、異分野への販路拡大も狙える貴重な機会となります。
出展する展示会が決まったら、次は「どう魅せるか」が重要になります。
多くの競合がひしめく会場で、来場者の足を止めさせるための戦略について解説します。
食品製造系展示会での出展効果を最大化するブース戦略のポイント
素晴らしい技術を持っていても、ブースの前を素通りされてしまっては意味がありません。
食品製造技術の展示会において、成功するブースには共通のポイントがあります。
「解決策」が一目でわかるキャッチコピー
来場者は「機械」そのものではなく、その機械がもたらす「メリット」を探しています。
単に型番やスペックを掲示するのではなく、「洗浄時間を50%削減」「未経験者でも熟練の技を再現」といった、導入後の効果(ベネフィット)を大きな文字で掲示しましょう。
FOOMA JAPANの事例にもあるように、現在は「人手不足の解消」や「自動化」が最大の関心事です。「誰の」「どんな悩みを」解決できるブースなのかを、通路から3秒で認識させることが集客の第一歩です。
「五感」に訴えるデモンストレーション
食品関連の展示会ならではの強みが、実演による「五感」への訴求です。
機械が実際に動く音、スピード、そして食品の香りは、映像だけでは伝えきれない圧倒的なリアリティを生み出します。ロボットが繊細な食品を崩さずにハンドリングする様子や、検査装置が瞬時に異物を弾く様子を実演することで、来場者は自社工場への導入イメージを具体的に描くことができます。
デモの時間割を通路に掲示し、人が集まる「賑わい」を演出することも効果的です。
自社の技術に最適な「発表の場」を選ぼう
食品製造技術関連の展示会の装飾・施工ならエヌショーケース
エヌショーケース株式会社は、創業55年を超える歴史の中で様々な業種・規模の展示会出展をサポートしてきた豊富な実績があります。ブースの企画からデザイン、什器製作、施工まで一貫してサポートが可能で、社内に各分野に精通したスタッフが在籍しているので、お客様のご要望に柔軟かつ迅速にお応えします。
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展示会の施工実績
食品製造技術の展示会は、10年後の社会を支える技術が集まる場所です。
FOOMA JAPANのような総合展で業界全体に存在感を示すのか、専門展でニッチな課題を持つ顧客に深く刺さる提案をするのか。自社の戦略に合わせて最適な展示会を選び、入念なブース計画を立てることがビジネス拡大の鍵となります。
エヌショーケースでは、東京・名古屋・大阪を中心に、展示会ブースの企画・設計・施工をトータルでサポートしております。
「技術の魅力を最大限に見せるレイアウトにしたい」「集客力の高いブースデザインを提案してほしい」といったご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。