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アジア競技大会期間中のイベント開催への影響は?愛知県内代替会場徹底ガイド

2026年9月19日から10月4日まで、愛知県と名古屋市を中心に「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」が開催されます。この国際的なビッグイベントは、スポーツの祭典であると同時に、愛知県内のイベント業界に大きな影響をもたらします。

特に、多くの競技会場として使用される大規模施設は、大会開催期間だけでなく、準備期間や撤収期間を含めて長期間にわたり利用が制限されるため注意が必要です。これにより、企業の展示会、採用説明会、見本市、各種セミナーなどを計画している担当者は、会場の確保に頭を悩ませることになるでしょう。

この記事では、アジア競技大会の開催が愛知県内の主要なイベント会場に与える影響を解説するとともに、代替会場の確保に役立つ具体的な情報を提供します。

目次

主要5会場は貸し出し停止へ

大会期間中、愛知県内の主要なイベント会場は競技会場や関連施設として使用されるため、一般への貸し出しが停止されます。影響を受ける期間は会場によって異なりますが、概ね2026年5月から11月までとされています。

貸し出しが停止される主な会場は、以下の通りです。

ポートメッセなごや(2026年6月~10月)

ポートメッセなごやは、名古屋市港区に位置する、愛知県を代表する大規模なイベント会場です。第1、第2、第3展示館から構成され、自動車産業をはじめとする様々な分野の展示会、見本市、大規模な物販イベント、コンサートなどに利用されています。

来場者向けのアクセスも良く、年間を通じて数多くのイベントが開催される、愛知県のイベント産業にとって中核的な存在です。

アジア競技大会では、スポーツクライミングの会場として使用され、近隣の金城ふ頭アリーナではスカッシュが行われます。貸し出し停止期間は2026年6月~10月となっていますが、第3展示館に関しては2026年4月20日以降に使用できなくなるので、注意が必要です。

また、2026年10月以降も多くの施設では貸し出しができない期間が続き、完全に仮設物が撤収されるのは2027年1月頃の予定です。

詳細は、ポートメッセなごや公式サイトの「2026年アジア・アジアパラ競技大会期間における貸し止め期間について(お知らせ)」ページをご覧ください。

ポートメッセなごや

吹上ホール(2026年5月7日~11月30日)

吹上ホールは、名古屋市千種区に位置し、中小企業向けの展示会や見本市、大規模な就職説明会、各種セミナー、講演会などの会場として利用されることが多いです。展示場、ホール、会議室などがあり、利便性の高い都心部に位置するため、年間を通して多く利用されています。

アジア競技大会では、ウエイトリフティング及びパワーリフティングの会場として利用されます。貸し出し停止期間は、吹上ホール及び第1ファッション展示場が2026年5月7日~11月30日、第2ファッション展示場が2026年8月1日~11月30日です。

元々は全ての施設が2025年5月7日から貸し出し停止を予定していましたが、第2ファッション展示場の貸し出し期間が変更され、使用できる期間が延長されました。しかし、他施設や駐車場等での準備は5月7日から開始され、搬入出や駐車場の使用については一定の制限や条件が発生するため、注意が必要です。

詳しくは、吹上ホール公式サイトの「アジア・アジアパラ競技大会にかかる名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール) の貸し止めについて」及び、「アジア・アジアパラ競技大会にかかる名古屋市中小企業振興会館(第2ファッション展示場) の貸止期間の変更について」ページをご覧ください。

吹上ホール

Aichi Sky Expo(2026年3月1日~12月31日)

中部国際空港(セントレア)に直結する、国内唯一の国際空港直結型常設展示場です。総展示面積は6万平方メートルで、大規模な国際見本市や展示会、コンサートなどに使用されます。アクセスが良好で、国内外からの来場者に対応できるのが強みです。

アジア競技大会では、豊富な施設数を活かしてブレイキンやフェンシング、自転車のBMXフリースタイル、スケートボード、eスポーツなどさまざまな競技で使用されます。貸し出し停止期間は施設によりさまざまで、2025年8月時点では以下の通りです。

  • ホールA:2026年5月1日 ~ 11月15日まで
  • ホールB:2026年3月1日 ~ 12月31日まで
  • ホールC:2026年6月1日 ~ 10月25日まで
  • ホールD・E・F:2026年6月15日 ~ 10月25日まで
  • 会議室:2026年6月15日 ~ 11月1日まで
  • 多目的利用地A:2026年9月1日 ~ 10月31日まで

詳しくは、Aichi Sky Expo公式サイトの「第 20 回アジア競技大会開催に伴う Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)の利用について」をご覧下さい。

Aichi Sky Expo

名古屋市総合体育館(2026年8月1日~11月30日)

名古屋市総合体育館は、名古屋市南区に位置する、アリーナを備えた大規模複合スポーツ施設です。バスケットボールやバレーボール、フィギュアスケートなどのスポーツイベントのほか、人気アーティストのコンサート会場としても広く知られています。

アジア競技大会では、水球と体操競技がこの名古屋市総合体育館で行われます。アジア競技大会での使用に向けて改修工事を実施するため、2024年4月1日から休館しており、2026年2月1日に再開予定です。その後、2026年8月1日~11月30日まで、アジア競技大会の準備・使用期間として貸し出しが停止されます。

詳しくは、名古屋市公式サイトの「アジア・アジアパラ競技大会において使用する市内スポーツ施設等の利用休止となる期間について」をご覧ください。

名古屋市総合体育館

愛知国際アリーナ(貸し出し停止期間は未定)

IGアリーナの名称で親しまれている愛知国際アリーナは、2025年7月にグランドオープンしたばかりの最新の多目的アリーナです。最大で17,000人を収容できる国内最大級の規模を誇り、スポーツ観戦から、音楽ライブ、国際的な大会、イベントなどを開催することができます。

アジア競技大会では、バスケットボールと柔道の競技会場として利用されます。2025年8月時点では、貸し出し停止期間は未定となっているため、今後更新される情報を随時チェックしましょう。

詳しくは、愛知国際アリーナ公式サイト、または名古屋市公式サイトの「アジア・アジアパラ競技大会において使用する市内スポーツ施設等の利用休止となる期間について」をご覧ください。

愛知国際アリーナ

大型会場の代替はバンテリンドームが中心に

上記の主要会場が利用できない期間、大規模なイベントを検討している場合の代替候補として、まず挙げられるのがバンテリンドームです。野球場として知られていますが、イベント会場としても多目的に利用されており、数万人規模のイベントにも対応可能です。

しかし、バンテリンドームもプロ野球やコンサートなどのスケジュールが入ることが多いため、確保は容易ではありません。また、イベント内容によっては適さない場合もあります。

バンテリンドームナゴヤ

アジア競技大会中に使用できるイベント会場

大規模イベントは代替が限られますが、就職説明会やセミナー、企業研修などの中小規模イベントであれば、愛知県内には代替可能な会場が多数存在します。

ただし、これらの会場も需要が集中するため、早めの予約が不可欠です。

ウインクあいち(愛知県産業労働センター)

名古屋駅に直結しており、利便性が非常に高いです。大小さまざまな会議室やホールがあり、就職説明会やセミナーの会場として人気があります。安価な料金設定も魅力ですが、需要が高いため、早期の予約争奪戦が予想されます。

ウインクあいち

ミッドランドホール

ミッドランドホールは、ミッドランドスクエア内にあるハイグレードなイベントホールで、最新設備が整っているのが魅力です。企業の採用活動や、高級感のあるセミナー会場として人気があります。メインホールと3つの会議室を備えており、各種研修や講演会、展示会などのイベントにも対応可能です。

ミッドランドホール

名古屋コンベンションホール

名古屋コンベンションホールは、グローバルゲートのオフィスビルの高層階に位置しており、洗練された空間でイベントを開催することが可能です。レイアウト変更も柔軟に対応でき、最大616名を収容できる多目的ホールと21の大小さまざまな会議室を備えています。

セミナーや講演会、株主総会やプレス発表会、展示会など幅広いイベントで利用することが可能です。

名古屋コンベンションホール

名古屋商工会議所大ホール

名古屋の経済を支えてきた歴史ある施設です。大ホールをはじめ、複数の会議室があり、就職説明会や講演会、ビジネス交流会などで利用されています。ビジネス街である名古屋伏見に位置し、アクセスが良いことが魅力です。

名古屋商工会議所大ホール

中日ホール

2024年にグランドオープンした中日ビル内にあり、最新の設備と洗練されたデザインが魅力。栄の中心部に位置するため、アクセスも抜群です。セミナーや展示会、新商品発表会のようなイベントに加え、コンサートや落語、演劇などの興行イベントを開催することもできます。

中日ホール

ステーションAI

2024年秋にオープンしたばかりの新しい施設です。スタートアップ支援を目的としており、斬新なアイデアを形にするイベントに最適です。1階に位置するメインイベントスペースは200名規模のイベントにも対応でき、ホテルや会議室も併設されています。

ステーションAI

ホテルメルパルク名古屋

ホテルメルパルク名古屋は、最大1,000名収容可能なコンベンションホールに加え、大宴会場、中・小宴会場などさまざまな施設を備えています。ホテルに併設されたイベント会場ということもあり、飲食を伴うような歓送迎会や同窓会、祝賀会などが多く開催されていますが、社員総会や入社式など企業イベントを開催することも可能です。

ホテルメルパルク名古屋

早期の会場確保が成功の鍵

アジア競技大会の期間中は、イベント会場の需要が集中し、特に人気のある会場は争奪戦が予想されます。イベントの規模、予算、アクセスなどを考慮して複数の候補をリストアップし、早めに問い合わせることが大切です。

会場の利用料金は、会場の規模や設備、利用時間によって大きく異なります。 計画段階からイベントの専門家や会場の担当者に相談することで、最適な会場を見つけることができます。

早めの情報収集と会場確保で、イベントを成功させましょう。

この記事の執筆者

代表取締役

三溝 拓

名古屋ショーケース(現:エヌショーケース)営業開発部部長を経て、代表取締役に就任。これまで多くの展示会や企業イベント、式典などを成功に導き、常にお客様から求め続けられる価値を提供するために尽力している。

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